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台風15号への備え 令和6年の経験から、今日できること

台風15号への備え 令和6年の経験から、今日できること

台風15号が接近しています。盛岡地方気象台は、本日11日(火)の昼過ぎから夜遅くにかけて、岩手県内で大雨・暴風・土砂災害に厳重な警戒が必要だと呼びかけています。備えの多くは、雨風が強まってからでは手をつけられません。午前のうちに済ませておくことをお勧めします。

令和6年、岩手県は台風5号と8月中旬からの大雨で、農林水産関係と公共土木施設を合わせ102億9千万円を超える被害を受けました。宮古市と岩泉町は局地激甚災害の指定を受ける見通しとなり、内陸部でも浸水や橋の流失が起きています。当社でも、オーナー様と入居者様の安否確認、建物被害の把握と修繕手配に追われました。あの経験を繰り返さないために、今日できることを整理します。

1 家の周りの飛散物と、ベランダの排水

強風で飛ばされた物が窓ガラスを割ると、そこから雨が吹き込み、被害が一気に広がります。物干し竿は下ろすか室内へ、植木鉢とゴミ箱は室内へ移してください。

見落とされやすいのがベランダの排水口です。落ち葉やゴミが詰まっていると、大雨のときにベランダに水が溜まり、サッシを越えて室内へ流れ込みます。この漏水は、建物の不具合ではなく清掃で防げるものです。出かける前に一度ご確認ください。

2 ハザードマップと避難経路の確認

令和6年の大雨では、普段は穏やかな川が短時間で増水しました。お住まいの場所が浸水想定区域に入っているか、土砂災害警戒区域に隣接していないかを、盛岡市などが公表しているハザードマップで確かめておいてください。

あわせて、どの道を通ってどこへ避難するかを、ご家族で一度話しておくことをお勧めします。夜間に判断することになった場合、決めてあるかどうかで動きが変わります。

3 停電と断水への備え

倒木や飛来物による停電は、台風では珍しくありません。スマートフォンの充電を満たしておく、モバイルバッテリーを用意する、懐中電灯を手の届く場所に置く。この3つだけでも、夜の停電時の不安はかなり減ります。

浴槽に水を張っておくと、断水時にトイレの洗浄水として使えます。小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、浴室の扉を施錠したうえで行ってください。

被害を見つけたときは

台風の通過後、当社でも管理物件の状況確認にあたります。そのうえで、雨漏り、屋根や外壁の剥がれ、飛来物による窓ガラスの破損などを見つけられた場合は、ご自身の安全を確保したうえでご連絡ください。応急処置の可否と手配の順序を、状況を伺ったうえでご案内します。

破損箇所の写真は、可能な範囲で構いませんので、安全な場所から撮っておいていただけると助かります。修繕の手配が早く進みます。

自然災害そのものは防げません。それでも、飛ぶ物を減らし、水の通り道を空けておき、逃げ道を決めておくことで、受ける被害の大きさは変わります。皆様が無事に過ごされることを願っています。

個別のご相談について

城下町のかたちが残る盛岡では、土地や建物にまつわる事情もさまざまです。 登記、境界、道路、相続。こうしたご相談を、人づてにいただくことがあります。 ご相談は完全予約制で承っています。

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